楽天でんきとオクトパスエナジーを比較!どっちがお得か徹底検証

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楽天でんきとオクトパスエナジーを比較!どっちがお得か徹底検証

毎月の電気代を見直す際、有力な候補として挙がりやすいのが「楽天でんき」と「オクトパスエナジー」です。どちらも魅力的なサービスを展開していますが、燃料費調整額の扱いや基本料金の設定、さらには2026年2月25日から始まる楽天でんきの新プランなど、比較して検討すべきポイントは多岐にわたります。この記事では、両社の違いを徹底的に比較し、あなたのライフスタイルにとってどちらがお得になるのかを検証します。

記事のポイント

  • 基本料金0円プランや一律単価など、両社の料金体系の決定的な違いを解説
  • 市場価格調整額への変更時期とリスク、上限措置の仕組みを正しく理解する
  • 楽天ポイント経済圏の活用か、実質再エネ100%プランの環境価値かを選ぶ基準を提示
  • 最新のキャンペーン情報や申し込みから開通までの具体的な手順と目安期間を網羅

料金プランやサービスの特徴で楽天でんきとオクトパスエナジーを徹底比較

電力会社を選ぶ上で最も重要なのは、やはり料金プランの中身と提供されるサービスの特徴です。楽天でんきとオクトパスエナジーは、それぞれ異なる強みを持っています。

ここでは、基本料金や従量料金の単価設定、調整額の仕組み、そして独自のキャンペーンなど、両社を比較する上で欠かせない要素を詳しく掘り下げていきます。

  • 基本料金と従量料金の単価設定の違い
  • 注意すべき市場価格調整額と燃料費調整額の仕組み
  • オール電化プランへの対応状況と提供開始時期
  • ポイント還元率や独自キャンペーンの魅力
  • 利用者のリアルな評判や口コミの傾向
  • 契約期間の縛りや解約金発生の有無について

基本料金と従量料金の単価設定の違い

電気料金の基礎となる「基本料金」と「従量料金」。ここを見るだけでも、両社のターゲット層や設計思想の違いが見えてきます。

使用量に関わらず一律となる料金体系

楽天でんき(プランSなど)の最大の特徴は、基本料金が0円であることです。これは、契約アンペア数が大きくても小さくても、使わなければ固定費がかからないことを意味します。別荘や長期出張などで家を空ける期間がある方にとっては、大きなメリットとなるでしょう。

さらに、楽天でんきは従量料金(電力量料金)が「エリア別の一律単価」に設定されています。一般的な電力会社では、使用量が増えるごとに単価が高くなる「3段階料金」を採用していますが、楽天でんきはどれだけ使っても1kWhあたりの単価が変わりません。そのため、電気をたくさん使うファミリー世帯や、ペットのために空調を常時稼働させている家庭などで、メリットが出やすい傾向にあります。

地域電力会社に準じた段階的な設定

一方、オクトパスエナジーの主力プラン(スタンダードオクトパスなど)は、地域電力会社(東京電力や関西電力など)の従量電灯プランをベースにした料金設定になっていることが多いです。

基本料金や最低料金が設定されており、従量料金も使用量に応じて単価が上がる「段階制」を採用しているケースが一般的です。ただし、オクトパスエナジーにも基本料金が0円の「シンプルオクトパス」といったプランが用意されている場合があります(地域や時期による)。

段階的な料金設定は、電気使用量が少ない~平均的な一人暮らしや二人暮らし世帯にとっては、一律単価よりも割安になるケースがあります。ご自身の検針票を確認し、現在の使用量がどの段階に多く収まっているかをチェックすることが大切です。

注意すべき市場価格調整額と燃料費調整額の仕組み

注意すべき市場価格調整額と燃料費調整額の仕組み

昨今の電気代選びで最も複雑かつ重要なのが、この「調整額」の仕組みです。ここを理解せずに契約すると、思わぬ高額請求に驚くことになりかねません。

市場連動型プランのリスクとメリットの解説

楽天でんきは、2022年11月1日より、従来の「燃料費調整単価」に代わり、日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動する「市場価格調整単価」を用いて調整額を算定する仕組みへ変更しています。

市場価格が安い時期(春や秋など、冷暖房需要が少なく太陽光発電が豊富な時期など)には、電気代が安くなるメリットがあります。しかし、夏場や冬場の電力需給が逼迫する時期や、世界情勢によりエネルギー価格が高騰するタイミングでは、調整額がプラスに大きく振れるリスクも孕んでいます。

対してオクトパスエナジーの多くのプランでは、地域電力会社と同様の「燃料費調整額」または独自の「電源調達調整費」が適用されます。市場連動型のリスクを避けたいと考えるユーザーにとっては、従来の仕組みに近いオクトパスエナジーの方が安心感があるかもしれません。

急激な価格高騰を抑える上限設定の有無

市場連動型と聞くと「青天井で高くなるのではないか」と不安になる方も多いでしょう。そこで楽天でんきでは、市場価格調整単価の算定に用いる平均市場価格に上限を設けています。

具体的には、平均市場価格が30円/kWhを超えた場合でも、30円として計算するというキャップ(上限)措置があります。ただし、これはあくまで「市場価格調整単価」を算出するための基準値に上限があるという意味であり、毎月の電気代総額の上限を保証するものではない点には注意が必要です。

オール電化プランへの対応状況と提供開始時期

オール電化住宅にお住まいの方にとって、専用プランの有無は電力会社選びの生命線です。

以前から提供されているプランの強み

オクトパスエナジーでは、以前からオール電化住宅向けのプランを提供している地域があります。夜間の電気代が割安になる設定など、エコキュートや蓄熱暖房機を使用する家庭に適した料金体系を用意しており、後述する環境価値と合わせて選ばれています。

新たに開始されるサービスの概要と期待

これまで「オール電化プランがない」ことが弱点とされていた楽天でんきですが、ついに動きがありました。公式発表によると、2026年2月25日(水)より「オール電化プラン」の提供が開始されます。

現在は事前エントリーを受け付けている段階であり、楽天経済圏のヘビーユーザーでオール電化住宅にお住まいの方にとっては、待ちに待った選択肢となるでしょう。楽天ポイントの還元と合わせて、どれくらいの節約効果が出るのか期待が高まっています。

ポイント還元率や独自キャンペーンの魅力

ポイント還元率や独自キャンペーンの魅力

電気代は毎月必ず支払う固定費だからこそ、ポイント還元やキャンペーンの恩恵は計り知れません。

日常の買い物で貯まるポイントの活用法

楽天でんきの最大の強みは、なんといっても「楽天ポイント」との連携です。楽天でんきの利用額に応じて、以下の条件でポイントが進呈されます。

  • 楽天カードで支払った場合:電気料金100円(税抜)につき1ポイント
  • それ以外の決済方法:電気料金200円(税抜)につき1ポイント

ポイント進呈の対象は税抜金額である点に注意が必要ですが、楽天カードと組み合わせることで還元率を高めることができます。詳しくは楽天カードのブランドでおすすめは?知恵袋の口コミも参考に選び方を解説なども参考にしてください。

さらに、貯まったポイント(期間限定ポイント含む)を電気代の支払いに充当できる設定にしておけば、毎月の現金支出を自動的に減らすことが可能です。これは家計管理において非常に強力なメリットと言えます。

もし楽天ポイントを重視してポイ活を行っているなら、他のサービス経由での申し込みも検討価値があります。ハピタスを経由して楽天でんきをお得に利用するための徹底ガイドでも解説しているように、ポイントサイトを経由することでさらなる特典を得られる可能性があります。

期間限定の割引特典や友達紹介制度の内容

オクトパスエナジーは、ユニークで強力なキャンペーンを頻繁に打ち出しています。例えば、友達紹介割(紹介した人もされた人も電気代割引)は常時開催されており、SNSなどでも活発にシェアされています。

また、2026年の冬には「タコ友 冬ゼロ」といった期間限定の大規模なキャンペーン(対象期間の電気代が抽選で無料になるなど)も展開されることがあります。こうした期間限定施策をタイミングよく活用することで、大きな節約効果を得られるチャンスがあります。

利用者のリアルな評判や口コミの傾向

実際に利用しているユーザーの声からは、スペック表だけでは見えない使い勝手が浮かび上がってきます。

電気代の節約効果に関する実際の声

一部の楽天でんき利用者からは、「基本料金0円のおかげで、旅行などで家を空けた月の電気代が安くなった」「使用量が多い月でも単価が一律なので、以前より請求額が予測しやすくなった」という声がある一方で、市場価格調整単価の導入以降、「夏場の調整額が高くついた」という意見も見受けられます。

オクトパスエナジーの利用者の一部からは、「キャンペーンの割引が適用されて最初の数ヶ月が非常に安かった」というポジティブな評価や、「マイページのデザインがかわいくて見やすい」といった声があります。一方で、システムの仕様上、「検針票の反映まで少し時間がかかる場合がある」といった指摘も一部にはあるようです。

マイページやアプリの使いやすさへの評価

楽天でんきは、マイページやアプリのデザインが楽天市場などの他サービスと統一感があり、「見やすい」「ポイント利用設定が簡単」と好評です。日別、時間別の使用量をグラフで確認できる機能も充実しています。

オクトパスエナジーも、キャラクターの「コンスタンティン」が登場する親しみやすいデザインや、使いやすいマイページが評価されています。特に、イギリス発の企業らしくデジタル体験(UX)に力を入れており、手続きのシンプルさには定評があります。

契約期間の縛りや解約金発生の有無について

契約期間の縛りや解約金発生の有無について

電力会社の乗り換えで気になるのが「縛り」ですが、この点に関しては両社ともにユーザーフレンドリーです。

楽天でんき(低圧)は、契約期間の定めや解約金はありません。オクトパスエナジーも同様に、解約時の違約金や解約手数料は0円です。

つまり、「試しに切り替えてみて、合わなければまた別の会社に戻す」ということが、金銭的なリスクなしに行えるのです。これは電力自由化の大きなメリットと言えるでしょう。

ライフスタイル別に判断する楽天でんきとオクトパスエナジーの比較と選び方

ライフスタイル別に判断する楽天でんきとオクトパスエナジーの比較と選び方

ここまでサービスの特徴を比較してきましたが、「結局、我が家にはどっちがいいの?」という疑問に答えるため、ライフスタイル別の選び方を提案します。

  • 世帯人数や電気使用量に応じたシミュレーション
  • 楽天経済圏ユーザーが享受できるメリットの大きさ
  • 環境への配慮や再生可能エネルギーへの関心度
  • 申し込みから切り替え完了までの手順と日数
  • 楽天でんきとオクトパスエナジーを比較した結果のまとめ

世帯人数や電気使用量に応じたシミュレーション

電気代の安さは「誰にとっても一番安い会社」というのは存在しません。使用量によって最適解が変わるからです。

一人暮らしや日中不在が多いケースの試算

一人暮らしや共働きで日中家にいない世帯など、月の電力使用量が少ない(例えば200kWh以下など)場合は、地域電力会社やオクトパスエナジーの段階料金の方が安くなる可能性があります。

楽天でんきの「一律単価」は、使用量が少ない段階の割安な単価設定(第1段階料金など)の恩恵を受けられないため、逆に割高になってしまうケースがあるのです。検針票を見て、使用量が少ない月が多いなら、基本料金0円のメリットと天秤にかけて慎重にシミュレーションする必要があります。

ペットがいる家庭や大家族の場合の傾向

逆に、ファミリー世帯やペットを飼っていて24時間エアコンをつけている家庭など、月の使用量が300kWhや400kWhを超えるような場合は、楽天でんきのメリットが最大化されます。

一般的なプランでは使用量が増えるほど単価が跳ね上がりますが、楽天でんきはずっと一律です。「使えば使うほど、他社との差が縮まる、あるいは逆転してお得になる」のが楽天でんきの特徴です。

楽天経済圏ユーザーが享受できるメリットの大きさ

楽天経済圏ユーザーが享受できるメリットの大きさ

楽天サービスの利用頻度が高い方にとって、楽天でんきは単なる電力会社以上の価値を持ちます。

SPU対象となる条件とポイント倍率の詳細

楽天でんきは「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象サービスに含まれることがあります(※条件や倍率は時期により変動するため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください)。

もしSPUの対象であれば、楽天市場でのすべてのお買い物のポイント還元率がアップするため、電気代の差額以上にポイントで得をする「逆転現象」が起きることも珍しくありません。楽天市場でのお買い物もお得になるため、どれくらいポイントが変わるか楽天ポイントシミュレーターで確認してみるのも良いでしょう。

余った期間限定ポイントでの支払いの有効性

お買い物マラソンなどで貯まった「期間限定ポイント」は、有効期限が短く使い道に困ることがあります。楽天でんきなら、この期間限定ポイントを電気代の支払いに充てることができます。

「ポイントで電気代を払う」設定をしておけば、失効を気にするストレスから解放されるだけでなく、実質の現金支出を減らすことができます。この使い勝手の良さは、他の電力会社にはない強力なメリットです。ポイントの賢い使い道については、失効間近でも焦らない!楽天の期間限定ポイントの使い道と損しない活用法で詳しく解説しています。

環境への配慮や再生可能エネルギーへの関心度

価格だけでなく、「どんな電気を使うか」という価値観で選ぶ方も増えています。

実質再エネ100%の電力を選ぶ意義

オクトパスエナジーでは、「グリーンオクトパス」などのプランを選択することで、実質再生可能エネルギー100%の電気を利用できる場合があります。これは、非化石証書などを使用し、実質的にCO2排出量をゼロにした電気を供給する仕組みです。

「少しでも環境に良い選択をしたい」「地球温暖化対策に貢献したい」と考える方にとっては、こうしたプランがあるオクトパスエナジーを選ぶこと自体がポジティブなアクションになります。

地球温暖化対策への企業の取り組み姿勢

楽天グループも「Go Green Together」プロジェクトなどで環境配慮への取り組みを進めていますが、電力プランの選択肢として実質再エネ100%を前面に打ち出しているオクトパスエナジーの方が、環境意識の高いユーザーへの訴求力は高いと言えます。

申し込みから切り替え完了までの手順と日数

申し込みから切り替え完了までの手順と日数

最後に、実際の乗り換え手順について確認しておきましょう。どちらの会社もWeb完結で非常に簡単です。

検針票を用意して行うWeb手続きの流れ

申し込みに必要なのは、現在契約している電力会社の「検針票(マイページなどの画面キャプチャでも可)」と「支払い用のクレジットカード(または口座情報)」だけです。

  1. 公式サイトの申し込みフォームにアクセス
  2. 検針票に記載されている「供給地点特定番号」や「お客様番号」を入力
  3. 住所や支払い情報を入力

基本的にはこれだけで完了です。資源エネルギー庁の案内にもあるように、現在契約中の電力会社への解約手続きは、原則として乗り換え先の会社が代行して行ってくれるため、ご自身で解約の連絡をする必要はありません。(※引越しを伴う場合は除く)

ただし、現在契約中の電力会社によっては、例外的にご自身での廃止連絡が必要になる場合もありますので、念のため契約中の会社の規約等を確認しておくと安心です。詳細は資源エネルギー庁の電力会社の切り替え方法なども参考にしてください。

スマートメーターの設置工事と供給開始の目安

申し込みから供給開始までの期間は、電力会社やスマートメーターの設置状況によって異なります。

  • 楽天でんき:申し込みから約2週間~1ヶ月半程度
  • オクトパスエナジー:申し込みから通常1~2ヶ月程度

スマートメーター(通信機能付きの電力計)が未設置の場合は、地域の一般送配電事業者によって交換工事が行われますが、原則として立会いは不要で費用もかかりません。次回または次々回の検針日から自動的に新しい電力会社に切り替わります。

楽天でんきとオクトパスエナジーを比較した結果のまとめ

これまでの比較内容を総括します。ご自身の重視するポイントに合わせて選んでみてください。

  • 楽天でんきがおすすめな人
  • 毎月の電気使用量が多い(ファミリー世帯、ペット飼育世帯など)
  • 基本料金0円で固定費を抑えたい
  • 楽天カードやポイントを活用して実質負担を減らしたい
  • 2026年2月25日以降、オール電化プランを利用したい楽天ユーザー
  • 市場連動型のリスクを理解しつつ、調整単価の上限設定に安心感を感じる
  •  
  • オクトパスエナジーがおすすめな人
  • 電気使用量は平均的〜少なめである
  • 「実質再エネ100%」のプランで環境に貢献したい
  • 期間限定の強力な割引キャンペーンや友達紹介特典を活用したい
  • 市場連動型ではなく、従来の燃料費調整額に近い仕組みの方が安心できる
  • キャラクターや世界観、デジタル体験(アプリの使い勝手)を重視する
  •  
  • 共通のメリット
  • 初期費用、解約金、契約期間の縛りがいずれもナシ
  • Web完結で申し込みが簡単

どちらも解約金はかからないため、まずはキャンペーンがお得な方に切り替えてみて、実際の使用感や料金を確認してみるのも賢い方法です。ぜひ、あなたにぴったりの電力会社を選んで、賢く電気代を節約してください。