楽天デビットカードの公共料金還元率が改悪?ポイント事情と今後の対策を徹底解説

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楽天デビットカードの公共料金還元率が改悪?ポイント事情と今後の対策を徹底解説

「楽天デビットカードで公共料金を支払うと還元率が改悪されたのではないか」という不安を感じていませんか?

毎月の固定費支払いでポイントがつかない事態は避けたいですし、設定や支払い方法を見直すべきか悩むのは当然のことです。

本記事では、楽天銀行デビットカードにおける公共料金のポイント還元の真実や、税金支払いの現状、さらにVisaやMasterといったブランドによる違いまで徹底的に解説します。

記事のポイント

  • 楽天デビットカード自体の公共料金還元率は現在も原則1.0%を維持しており、クレジットカードの改悪情報と混同しないことが重要です。
  • ポイントがつかない原因の多くは、電子マネーへのチャージや、コンビニ払いなどの支払い方法の選択ミスにあります。
  • 税金や公共料金の支払いで損をしないためには、デビットカード特有のポイント利用ルールや付与タイミングを正しく理解する必要があります。
  • 手数料無料でカードを切り替える条件や、自身のライフスタイルに合わせた最適なデビットカードの選び方を提案します。

楽天デビットカードの公共料金ポイントは本当に改悪されたのか

楽天デビットカードの公共料金ポイントは本当に改悪されたのか

「楽天のポイント還元率が下がった」というニュースを耳にして、お手持ちのデビットカードも公共料金の支払いで損をするようになったのではないかと心配されている方は非常に多いです。

しかし、情報の出処を正確に確認すると、その「改悪」がどのカードを指しているのかが見えてきます。

ここでは、楽天デビットカードにおけるポイント還元の現状と、つかない場合に考えられる原因について詳しく掘り下げていきます。

  • 楽天デビットカードのポイントがつかないケースの真相
  • 楽天デビットカードの公共料金設定と確認ステップ
  • 楽天デビットカードの公共料金支払い方法による還元の違い
  • 楽天デビットカードでの税金支払いでポイントはどうなるか

楽天デビットカードのポイントがつかないケースの真相

楽天デビットカードのポイントがつかないケースの真相

まずは、もっとも重要な「改悪の有無」と「ポイントがつかない理由」について、事実を整理していきましょう。

クレジットカードの改悪情報との混同を整理する

結論から申し上げますと、楽天銀行デビットカードの公共料金支払いにおけるポイント還元率は、現時点では原則として1.0%(100円につき1ポイント)が維持されています。

では、なぜ「改悪された」という噂が絶えないのでしょうか。

その最大の原因は、楽天カード(クレジットカード)の還元率変更との混同にあります。

楽天カード(クレジット)では、2021年6月以降、公共料金や税金の支払いに対するポイント還元率が「100円につき1ポイント(1.0%)」から「500円につき1ポイント(0.2%)」へと変更されました。

このインパクトが非常に大きかったため、「楽天のカード=公共料金で損をする」というイメージが定着し、デビットカードも同様だと思い込んでしまっているケースが多々見受けられます。

しかし、楽天銀行デビットカードはクレジットカードとは異なる還元ルールで運用されており、公共料金であっても基本的には通常のお買い物と同じ1.0%の還元が適用される貴重なカードなのです。

情報を正しく切り分けることで、不要な焦りを感じることなく、お得な決済手段を選択し続けることができます。

還元対象外となる特定加盟店や取引種別を確認する

基本還元率は高いものの、すべての支払いでポイントが付与されるわけではありません。

楽天銀行の公式サイトでは、ポイント還元の対象外となる特定の加盟店や取引種別が明記されています。

もし「ポイントがつかない」と感じた場合は、まず利用したサービスが対象外リストに含まれていないかを確認することが先決です。

公共料金そのものが対象外となるケースは稀ですが、決済代行会社を経由する場合や、特定の寄付金支払いなどでは対象外となる可能性があります。

これらは「改悪」ではなく、元々の仕様である場合が多いため、定期的な明細チェックが欠かせません。

また、明細の確認方法については、以下の記事でも詳しく解説されていますので、あわせて参考にしてください。

楽天カードの明細を印刷する方法を徹底解説!スマホやコンビニでも簡単

電子マネーチャージなどが対象外となる具体例

ポイントがつかない代表的なケースとして、もっとも注意が必要なのが「電子マネーへのチャージ」です。

楽天銀行デビットカードを使用して、SuicaやPASMO、あるいは他社のプリペイドカードへチャージを行った場合、その金額分にはポイントが付与されないことが一般的です。

たとえば、楽天デビットカードでチャージした電子マネーを使って公共料金をコンビニで支払おうとしても、チャージ段階でポイントがつかず、さらにコンビニ支払いでもポイントがつかないため、結果として還元ゼロになってしまいます。

「便利だから」という理由で安易にチャージを経由させると、本来得られるはずだった1.0%の還元を逃してしまうことになりかねません。

電子マネー関連のルールは頻繁に見直される傾向にあるため、最新の情報を常にキャッチアップしておく姿勢が、賢いポイ活には不可欠です。

楽天デビットカードの公共料金設定と確認ステップ

楽天デビットカードの公共料金設定と確認ステップ

還元率の仕組みを理解したところで、次は実際の設定や確認方法について見ていきましょう。

「設定ミスでポイントをもらい損ねていた」という事態を防ぐために、正しい仕様を把握しておく必要があります。

マイページでのポイント利用設定が還元に与える影響

楽天銀行デビットカードには、貯まった楽天ポイントをデビットの支払いに充当できる便利な機能があります。

しかし、この設定において重要なルールがあります。

楽天銀行デビットカードの支払いに充当できるのは「通常ポイント」のみであり、お買い物マラソンなどで獲得した「期間限定ポイント」は利用できないという点です。

「期間限定ポイントを優先して公共料金の支払いに充てたい」と考えていても、デビットカードの機能ではそれができません。

そのため、デビットカードの支払い設定では「通常ポイントを利用する」設定にしておき、支払額を抑えつつ、その利用分に対してもポイント還元(1.0%)を受けるのが賢い方法です。

一方で、使い道に困る期間限定ポイントについては、楽天ペイでの支払いや楽天市場での購入など、別の手段で消化する必要があります。

期間限定ポイントの賢い使い道については、こちらの記事も参考になります。

失効間近でも焦らない!楽天の期間限定ポイントの使い道と損しない活用法

利用明細でポイント付与状況を正しく計算する方法

「今月はポイントが少ない気がする」と感じたら、感覚だけでなく数字で確認することが大切です。

ポイントの付与実績は「楽天PointClub」で確認できますが、デビットカード利用による「獲得予定ポイント」は楽天PointClubには表示されません。

そのため、付与される前に正確なポイント数を知りたい場合は、楽天銀行のアプリやウェブサイトの入出金明細から、対象となる利用額を自分で計算する必要があります。

デビットカードのポイント付与は、個別の会計ごとではなく「月間利用合計額」に対して1%(100円につき1ポイント)が計算されます。

端数は切り捨てられますが、合計額に対しての計算なので無駄が少ないのが特徴です。

「PointClubに予定が出ないからポイントがつかないのでは?」と慌てず、確定のタイミングを待つようにしましょう。

引き落とし口座の残高不足による未決済を防ぐ設定

デビットカード最大の弱点とも言えるのが「口座残高不足による決済エラー」です。

公共料金の引き落とし日に口座残高が1円でも不足していると、支払いは実行されず、当然ポイントもつきません。

それどころか、延滞扱いとなり、延滞金が発生したり、最悪の場合はサービスの供給停止につながる恐れもあります。

これを防ぐためには、給与振込口座を楽天銀行に指定しておくか、あるいは「自動入金(スイープ)」機能などを活用して、常に一定額が口座にある状態を保つことが重要です。

特に公共料金は検針票が届いてから引き落としまでの期間が短い場合もあるため、「使った瞬間に減る」デビットの特性上、残高管理はクレジットカード以上にシビアに行う必要があります。

楽天デビットカードの公共料金支払い方法による還元の違い

楽天デビットカードの公共料金支払い方法による還元の違い

公共料金の支払い方法にはいくつか種類がありますが、どれを選ぶかによってポイント還元の有無が決定的に変わります。

コンビニ払いや請求書払いではポイントがつかない理由

手元に届いた請求書(払込票)をコンビニに持ち込み、レジで楽天デビットカードを使って支払おうと考えていませんか?

残念ながら、コンビニのレジでは、公共料金や税金の収納代行支払いにデビットカードやクレジットカードを利用することは原則としてできません。

支払いは現金のみ、あるいは特定の電子マネー(nanacoやWAONなど)に限られるケースがほとんどです。

楽天デビットカードを提示しても「お使いいただけません」と断られてしまいます。

「支払い方法」という入り口を間違えると、還元率以前の問題として、カード自体が使えないという事態に陥ります。

口座振替からカード払いに変更するための手続き手順

楽天デビットカードで公共料金のポイント還元を受けるための正解ルートは、「各電力会社やガス会社のマイページ、または郵送で『クレジットカード払い』としてカード情報を登録する」ことです。

デビットカードであっても、カード番号や有効期限、セキュリティコードを入力することで、システム上はクレジットカード払いとして処理されます。

手続きの手順は以下の通りです。

  • 契約している公共料金(電気・ガス・水道)の公式サイトへアクセスする。
  • 「お支払い方法の変更」や「クレジットカード登録」のページを開く。
  • 楽天銀行デビットカードのカード情報を入力する。
  • 変更完了の通知を待つ(反映まで1〜2ヶ月かかる場合があります)。

一度登録してしまえば、あとは毎月自動的に決済され、1.0%のポイントが貯まり続けます。

これまで口座振替(銀行引き落とし)を利用していた方は、口座振替割引(月55円引きなど)が適用されている場合があります。

カード払いのポイント還元額がその割引額を上回るかどうか、一度計算してみると良いでしょう。

公共料金ごとの支払い日とポイント付与のタイミング

公共料金をカード払いに切り替えた場合、実際の引き落とし日(デビット決済日)は検針日や会社の締め日によって異なります。

デビットカードは「決済データが楽天銀行に到着した時点」で口座から引き落とされます。

そのため、電気代とガス代が同じ月に2回引き落とされたり、逆に1回も引き落とされなかったりといった「月のズレ」が生じることがあります。

また、ポイント付与のタイミングは原則として「利用月の翌月15日頃」ですが、加盟店からの売上確定データの到着遅れにより、翌々月以降にずれ込むケースもあります。

「今月払ったのにポイントが入っていない」と思っても、翌月まで様子を見る余裕を持つことが大切です。

楽天デビットカードでの税金支払いでポイントはどうなるか

楽天デビットカードでの税金支払いでポイントはどうなるか

公共料金と並んで高額な出費となるのが「税金」です。

自動車税や固定資産税、住民税などでポイントが貯まれば、家計への恩恵は計り知れません。

自動車税や住民税も1%還元の対象になるか検証

税金の支払いに関しても、楽天銀行デビットカードは非常に優秀です。

「地方税お支払サイト」などのウェブサービスを通じて、クレジットカード払いとして楽天デビットカードで決済を行えば、原則として1.0%のポイント還元の対象となります。

ここで重要なのは、楽天カード(クレジット)の場合は税金の還元率が0.2%に引き下げられているという点です。

つまり、税金を支払う場面においては、楽天のクレジットカードよりもデビットカードを使った方が、実質5倍も多くのポイントを獲得できることになります。

例えば、5万円の自動車税を支払う場合、クレジットなら100ポイントですが、デビットなら500ポイントです。

ただし、税金のカード払いには別途「決済手数料」がかかる場合がほとんどです。

獲得ポイントが手数料を上回るかどうか、事前のシミュレーションが必要です。

自動車税の支払い方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。

自動車税を楽天ペイで払うと納税証明書はどうなる?車検への影響や発行手順を徹底解説

国税支払いやe-Tax利用時に注意すべきポイント

所得税などの国税を支払う場合も、「国税クレジットカードお支払サイト」を利用することでデビット決済が可能です。

この場合も基本的にはポイント還元の対象となります。

しかし、国税の納付は金額が大きくなる傾向があり、デビットカードの「1日の利用限度額」に引っかかる可能性があります。

楽天銀行デビットカードの初期設定では、利用限度額が低めに設定されていることがあります。

高額な税金を支払う前には、必ずマイページから利用限度額を確認し、必要であれば一時的に上限を引き上げておく手続きを忘れないようにしましょう。

QRコード決済とデビットカード払いの還元率比較

最近では、請求書のバーコードを楽天ペイやPayPayで読み取って支払う「請求書払い」が普及しています。

しかし、楽天ペイの請求書払いでは、支払い時そのものにはポイントがつかず、かつて有効だった「楽天カードからのチャージで0.5%還元」というルートも、2024年6月のルール変更により対象外となりました。

つまり、楽天ペイでの請求書払いは、キャンペーン等がない限り基本的に「ポイント還元0%」となります。

一方で、楽天銀行デビットカードで直接ウェブサイトから支払えば1.0%還元ですが、決済手数料がかかります。

ここで損益分岐点の計算が必要になります。

例えば、地方税お支払サイトの手数料が約0.8%程度(1万円で約80円など、自治体やシステムによる)であれば、デビットカードの1.0%還元の方が手数料を差し引いてもプラスになります。

特に数万円単位の高額な税金支払いであればあるほど、手数料を払ってでもデビットカードの1%還元を受けた方がお得になる可能性が高いです。

ご自身の納税額と手数料を比較して、最適な方法を選びましょう。

楽天ペイについては、将来的な還元率変更の可能性も視野に入れておく必要があります。

2026年3月の楽天ペイ還元率変更は改悪か?新ルールへの対策と他社乗り換えの損益分岐点

改悪の噂と楽天デビットカードの公共料金支払いのメリットを再評価

改悪の噂と楽天デビットカードの公共料金支払いのメリットを再評価

ここまでで、楽天デビットカードの公共料金還元率は「改悪されていない」ことが明らかになりました。

しかし、それでも「楽天デビットはいらない」「他のカードの方がいい」という声が聞かれるのはなぜでしょうか。

ここでは、デメリットとメリットを公平に比較し、これからの運用方針を決めるための材料を提供します。

  • 現状で楽天銀行デビットカードはいらないと言われる理由
  • 継続利用なら楽天銀行デビットカードはどれがいいか
  • 国際ブランドは楽天デビットカードのVisaとMasterどっちが得か
  • 楽天銀行デビットカードの切り替えは無料でできるか
  • 楽天デビットカードの公共料金改悪に関するまとめ

現状で楽天銀行デビットカードはいらないと言われる理由

現状で楽天銀行デビットカードはいらないと言われる理由

一部のユーザーが離脱を検討する背景には、デビットカード特有の「対象外」サービスの存在があります。

SPUやハッピープログラム対象外というデメリットの解説

楽天市場でのお買い物において、楽天カード(クレジット)を利用するとSPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率がアップします。

しかし、楽天銀行デビットカードでの決済は、このSPUの「楽天カード利用特典」の対象外です。

楽天市場で頻繁に買い物をするユーザーにとっては、このポイント倍率の差は無視できません。

また、楽天銀行の会員ステージ制度「ハッピープログラム」においても、デビットカードの利用件数は会員ランクアップのカウント対象にはなりません(※利用金額に応じたポイント付与はあります)。

このように、楽天経済圏のど真ん中で恩恵を最大化しようとすると、どうしてもクレジットカードの方が優遇されている現状があります。

これが「デビットはいらない」と言われる最大の理由です。

SPUの詳細については、以下の記事もご確認ください。

楽天のspu上限はいくら?損をしないための確認方法と最新の攻略法

クレジットカード派が感じる資金管理の使い勝手の違い

クレジットカードであれば、引き落とし日までにお金を用意すれば良いため、資金繰りに余裕が持てます。

一方、デビットカードは「即時引き落とし」です。

公共料金のように毎月変動する支払いや、急な出費が重なった場合、口座残高を常に気にする必要があります。

この管理の手間を「面倒」と感じる人にとっては、デビットカードの使い勝手は悪く映るかもしれません。

特に、給料日前などで口座残高がカツカツになりがちな方にとっては、クレジットカードの「後払い」機能の方が精神的な安心感があるでしょう。

即時決済を重視するユーザーにとっての継続メリット

しかし、逆の見方をすれば、デビットカードには「使いすぎを防げる」という強力なメリットがあります。

口座にあるお金以上は使えないため、借金をする感覚がなく、家計管理が非常にシンプルになります。

また、決済された瞬間に通知メールが届くため、不正利用にも気づきやすいというセキュリティ上の利点もあります。

さらに、前述した通り公共料金や税金の還元率においては、楽天カード(クレジット)よりもデビットカードの方が圧倒的に有利な状況です。

「楽天市場での買い物はクレジット」「公共料金と税金はデビット」というように、用途に応じて使い分けるのが、現在の楽天経済圏における最適解と言えるでしょう。

不正利用への対策については、こちらの記事も併せてご覧ください。

楽天デビットカードの不正利用は補償されない?返金の条件と対処法

継続利用なら楽天銀行デビットカードはどれがいいか

継続利用なら楽天銀行デビットカードはどれがいいか

もしこれからも楽天デビットを使い続けるなら、どの種類のカードを持つべきでしょうか。

年会費や特典を比較して選びましょう。

年会費無料の一般カードとゴールドカードの損益分岐点

楽天銀行デビットカードには、年会費無料のカードと、年会費がかかるカード(Visaゴールドデビットなど)が存在します。

現在、もっとも一般的なのは「年会費永年無料」のカードです。

有料のゴールドカードはショッピング保険や旅行保険が手厚いですが、公共料金の還元率(1.0%)に関しては、無料カードでも有料カードでも変わりません。

そのため、単にポイント還元だけを目的とするなら、年会費無料のカードで十分です。

無駄な固定費(年会費)を払ってまでステータスカードを持つ必要性は、デビットカードにおいては低いと言えます。

ポイント還元率を最優先する場合のカード選び

ポイント還元率を最優先にする場合、注目すべきは「国際ブランド」です。

楽天銀行デビットカードは、Visa、Mastercard、JCBの3ブランドから選べます。

基本還元率はどれも1.0%で横並びですが、キャンペーンの頻度や使い勝手が異なります。

特に「JCB」は、国内での使い勝手は良いものの、海外サイトや一部の公共料金支払いで使えないケースが稀にあります。

「Mastercard」や「Visa」は世界中で使える汎用性の高さが魅力です。

還元率に差がない以上、「自分が普段利用する生活圏で、もっとも加盟店が多いブランド」を選ぶのが正解です。

迷ったら、世界シェアNo.1のVisaか、No.2のMastercardを選んでおけば間違いありません。

パンダデザインなど券面デザインによる機能差の有無

楽天といえば「お買いものパンダ」のデザインカードが人気です。

「パンダのカードだと機能が違うの?」「恥ずかしくない?」と気にする方もいるかもしれません。

結論から言うと、デザインによる機能や還元率の違いは一切ありません。

通常のシルバーデザインでも、パンダデザインでも、中身はまったく同じ「楽天銀行デビットカード」です。

お財布に入れた時に気分が上がるかどうか、という個人の好みの問題です。

ただし、JCBブランドでしか選べないパンダデザイン、Visaでしか選べないデザインなど、ブランドとデザインが紐付いている場合があるため、申し込み時には組み合わせを確認しましょう。

国際ブランドは楽天デビットカードのVisaとMasterどっちが得か

国際ブランドは楽天デビットカードのVisaとMasterどっちが得か

ここからは、さらなる深掘りとして「VisaとMastercard、どっちにするべきか」という究極の選択について解説します。

Amazon利用時などのポイント還元率や使い勝手の差

ネットショッピングの巨人、Amazonでの利用を想定した場合、どちらも問題なく決済に使用でき、ポイントも1.0%還元されます。

しかし、Amazon側のキャンペーンや提携カード(Amazon Mastercard)との兼ね合いで、Mastercardブランドが優遇されるイメージを持つ方もいるかもしれません。

楽天デビットカードとして使う分には、AmazonにおけるVisaとMastercardの優劣はほとんどありません。

ただし、コストコなどの特定の店舗では「Mastercardしか使えない」という明確な制限が存在します。

もし生活圏にコストコがあり、そこでデビットカードを使いたいなら、選択肢はMastercard一択となります。

逆に、Visaは圧倒的な加盟店数を誇り、使えない場所を探すほうが難しいレベルです。

Amazonに関するカード利用の詳細は、以下の記事も参考にしてください。

Amazonで楽天カードを使うのは損?ポイント還元率の真実と2枚持ちの最適解

海外利用手数料やタッチ決済対応の有無による比較

海外旅行や海外サイトでのショッピング(ドル決済など)をする場合、「海外事務手数料」がかかります。

これは、国際ブランドが定める基準レートに上乗せされる手数料です。

楽天銀行デビットカードの場合、ブランドによる手数料率の差は基本的に統一されていますが、基準レート自体がVisaとMastercardで微妙に異なります。

一般的にMastercardの方がレートが良い(手数料が安い)と言われることが多いですが、その差は微々たるものです。

それよりも重要なのが「タッチ決済(コンタクトレス決済)」への対応です。

現在発行されている楽天銀行デビットカードは、VisaもMastercardもタッチ決済機能を標準搭載しているものが増えています。

レジで「タッチで」と伝えるだけで支払える利便性はどちらも享受できます。

加盟店数と自身のライフスタイルに合わせた選び方

最終的な判断基準は、以下のようになります。

  • Visaがおすすめな人: 初めてカードを持つ人、世界中どこでも確実に使いたい人、Apple PayなどでVisaのキャンペーンを狙いたい人。
  • Mastercardがおすすめな人: コストコを利用する人、海外の為替レートに少しでもこだわりたい人、すでにVisaカードを他に持っていてブランドを分散させたい人。

公共料金の支払いにおいては、VisaでもMastercardでも(そしてJCBでも)、国内の主要な電力・ガス会社であればほぼ問題なく登録可能です。

ご自身の財布の中にある他のカードとブランドが被らないようにするのも、リスク分散の観点から賢い選び方です。

楽天銀行デビットカードの切り替えは無料でできるか

楽天銀行デビットカードの切り替えは無料でできるか

「今はJCBだけど、やっぱりVisaに変えたい」「パンダデザインにしたい」と思った時、気になるのが手数料です。

ブランド変更やカード等級変更にかかる手数料のルール

楽天銀行デビットカードのブランド変更やデザイン変更は、基本的に「再発行」という扱いではなく「切り替え」となります。

ここで注意が必要なのは、たとえ年会費無料のカードから年会費無料のカードへの切り替えであっても、原則として発行手数料550円(税込)がかかるという点です。

楽天銀行のウェブサイトには手数料一覧として明記されています。

ただし、時期によっては「ブランド切り替え手数料無料キャンペーン」などが実施されていることもあります。

申し込み画面に進む際に手数料が表示されますので、必ず金額を確認し、「0円」となっていれば無料で切り替えられますが、そうでなければ550円が必要になると考えておきましょう。

詳しくは楽天銀行の公式Q&Aページでも解説されています。

楽天銀行Q&A:デビットカードのブランド・デザインを変更できますか?

紛失や盗難に伴う再発行時の手数料との違い

一方で、カードを紛失したり、盗難に遭ったりした場合の再発行は扱いが異なります。

楽天銀行デビットカード(Visa/JCB)の場合、盗難・紛失や、カードの磁気不良・破損などによる再発行手数料は「無料」とされています。

これはトラブルによる不可抗力であるため、利用者の負担を軽減する措置が取られています。

自己都合でのブランド変更(切り替え)は有料、トラブルによる再発行は無料、という違いを正しく理解しておきましょう。

手数料無料でスムーズに切り替えるための条件と手順

もし手数料無料で切り替えたい場合は、キャンペーンの開催を待つのが一つの手です。

切り替えの手順は以下の通りです。

  • 楽天銀行のウェブサイトまたはアプリにログインする。
  • 「カード・ATM」メニューから「デビットカード」を選択する。
  • 現在保有しているカードの情報を確認し、「他のカードへ切り替え」や「申し込み」ボタンを探す。
  • 希望するブランド・デザインを選択する。
  • 確認画面で「発行手数料」の金額を必ず目視確認する。
  • 申し込みを確定させる。

新しいカードが届いたら、公共料金の支払い先に登録しているカード情報を「新しいカード番号」に変更することを絶対に忘れないでください。

番号が変わるため、変更手続きをしないと引き落としができなくなってしまいます。

楽天デビットカードの公共料金改悪に関するまとめ

  • 楽天デビットカードの公共料金還元率は現在も原則1.0%であり、改悪の事実は確認されていない(2025年時点)。
  • 改悪の噂は、楽天カード(クレジットカード)の還元率ダウン(0.2%)と混同されていることが多い。
  • ポイントがつかない主な原因は、電子マネーチャージや特定の対象外加盟店の利用にある。
  • コンビニ払いや請求書払いではデビット決済ができない、またはポイントがつかないケースがほとんどである。
  • 公共料金や税金でポイントを貯めるなら、公式サイト等から「クレジットカード払い」としてデビット番号を登録するのが正解。
  • 税金の支払いでもデビットなら1.0%還元が狙えるため、クレジット払いより有利な場合が多い。
  • 口座残高不足による引き落としエラーはポイント付与以前の問題となるため、残高管理が必須。
  • デビット払いに「期間限定ポイント」は充当できないため、通常ポイントを利用するか、ポイント利用なしで支払う必要がある。
  • 楽天ペイ請求書払いは現在ポイント還元対象外のため、手数料を払ってでもデビットカードで1%還元を受けた方が得になるケースがある(高額納税時など)。
  • 年会費無料のカードでも還元率は変わらないため、コストをかける必要はない。
  • 国際ブランドはVisaかMastercardを選べば汎用性が高く、公共料金の登録もスムーズ。
  • ブランド変更などの切り替え手数料は、原則550円かかるが、紛失・盗難時は無料である。
  • 切り替え時はカード番号が変わるため、公共料金の再登録手続きを忘れてはいけない。
  • 楽天経済圏の中で「クレジット」と「デビット」を用途に合わせて使い分けるのが賢いポイ活術である。
  • 不安な点は公式サイトの最新情報を確認し、デマに惑わされないようにする。

このように、楽天銀行デビットカードは公共料金の支払いにおいて、依然として「最強クラス」の還元率を誇る決済手段です。

噂に流されて解約してしまうのは非常にもったいない選択と言えるでしょう。

正しい知識と設定で、これからも賢くポイントを貯めていきましょう。