【2026年版】楽天プレミアムカードの損益分岐点は?SPU改定後の真実と賢い継続判断

「年会費11,000円の元は取れるのか?」「楽天 プレミアムカード 損益分岐点 の計算方法は?」といった疑問をお持ちではないでしょうか。
2023年末の大規模なSPU変更や、2025年からのふるさと納税ポイント付与ルールの激変により、これまでの「お得」の常識は大きく変わりました。
楽天プレミアムカード年会費5年無料 の噂の真相や、メリットない と感じる前に知っておきたい 楽天ゴールドカード損益分岐点 との違いなど、2026年現在の最新情報に基づき徹底解説します。
記事のポイント
- 2026年最新のSPUルールに基づいた損益分岐点の新しい考え方を理解できる
- 新NISAでの積立還元率が年会費回収に与える大きな影響をシミュレーションできる
- ふるさと納税の制度変更に伴い、ポイント戦略をどう修正すべきかが明確になる
- 他の楽天カードとの比較を通じて、自分にとっての「正解」を判断できる
楽天プレミアムカードの損益分岐点を徹底シミュレーション!計算してわかった意外な正解

以前は「楽天市場で年間36万円使えば元が取れる」という定説がありましたが、現在はその計算式だけで判断するのは危険です。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)の特典内容が変更され、さらにふるさと納税やNISAといった周辺サービスのルールも刷新されたからです。
ここでは、2026年時点でのリアルな損益分岐点を、複数の視点からシミュレーションしていきます。
このセクションの概要
- 楽天プレミアムカードの損益分岐点を計算するための3つの新常識
- 楽天プレミアムカードの損益分岐点はNISA積立でどう変わる?
- 楽天プレミアムカードの損益分岐点にふるさと納税は影響するのか
楽天プレミアムカードの損益分岐点を計算するための3つの新常識

まず押さえておきたいのが、カードのスペック上の損得だけでなく、ライフスタイル全体での「ポイント獲得力」の変化です。
特に重要なのが「獲得上限」と「独自コース」の考え方です。
ポイント獲得上限の違いがもたらす実質的な還元率の差
楽天カード(通常・ゴールド)と楽天プレミアムカードの決定的な違いの一つに、SPUにおける「楽天カード特典分」のポイント獲得上限があります。
通常カードやゴールドカードの場合、この特典分の上限は月間1,000ポイントまでとなっています。
これは計算すると、楽天市場での利用額が月間約10万円(税抜)を超えた時点で、SPUの特典分ポイントが付与されなくなることを意味します。
一方、楽天プレミアムカードの場合、この上限は月間5,000ポイントに設定されています。
つまり、月間50万円(税抜)程度の買い物までは、SPU特典分のポイントをフルに受け取ることが可能です。
引っ越しや家電の買い替え、あるいは高額な商品を定期的に購入するユーザーにとっては、この「上限のゆとり」こそが、実質的な還元率を維持するための生命線となります。
上限を超えてしまうと還元率がガクッと落ちるため、月10万円以上利用する月が多いなら、プレミアムカードの優位性は揺るぎません。
SPUの上限については、以下の記事でも詳しく解説しています。
楽天のspu上限はいくら?損をしないための確認方法と最新の攻略法
楽天市場コース選択時のボーダーラインは年36万円なのか
かつて「年間36万円使えば損益分岐点を超える」と言われていた根拠は、プレミアムカード独自のSPU加算(+2倍など)があった時代のものでした。
現在、プレミアムカード独自の特典としてSPUに直接加算される項目は縮小されています。
その代わりとして活用したいのが、「選べるサービス」で「楽天市場コース」を選択した場合の特典です。
これは、毎週火曜日・木曜日の楽天市場での利用に対して、ポイントが+1倍(上限月間10,000ポイント)加算されるものです。
もし、この「火・木 +1倍」の特典のみで年会費11,000円(税込)の元を取ろうとすると、単純計算では年間約110万円の利用が必要になります。
「えっ、そんなに使わないといけないの?」と思われるかもしれません。
しかし、実際にはこれ単体で元を取る必要はありません。
前述した「SPU上限回避によるポイントロス防止」や、後述する「NISA積立還元率の差」、そして「誕生月特典(+1倍)」などを組み合わせることで、実質的な損益分岐点はもっと低い水準に落ち着きます。
「36万円」という数字はあくまで過去の目安であり、現在は「月10万円以上使うか」「火・木に買い物を集中できるか」といった行動パターンで判断する必要があります。
楽天プレミアムカードの損益分岐点はNISA積立でどう変わる?

資産形成を行う層にとって、楽天プレミアムカードの価値を決定づけるのが「楽天証券でのクレカ積立」です。
これは買い物をしなくても確実にポイントが得られるため、損益分岐点を計算する上で非常に計算しやすい要素です。
クレカ積立還元率1.0%がもたらす年間6000ポイントの節約効果
楽天証券での投信積立を楽天カード決済で行う場合、購入するファンドの代行手数料によって還元率が変わります。
多くの人が選択する「代行手数料年率0.4%未満」の低コストインデックスファンド(eMAXIS Slimシリーズなど)の場合、カード種別による還元率は以下のようになります。
| カード種別 | 還元率 | 月10万円積立時の獲得P | 年間獲得P |
|---|---|---|---|
| 楽天カード(通常/ゴールド) | 0.5% | 500ポイント | 6,000ポイント |
| 楽天プレミアムカード | 1.0% | 1,000ポイント | 12,000ポイント |
ご覧の通り、新NISAのつみたて投資枠などを活用して月10万円を満額カード決済する場合、年間で6,000ポイントもの差がつきます。
この6,000ポイントは、通常ポイントとして付与されるため、カードの請求額支払いに充当することも可能です。
つまり、積立投資をしているだけで、年会費11,000円のうち6,000円分は回収済みと考えることができます。
残りの5,000円分を楽天市場での買い物やその他の特典で回収すれば良いため、ハードルは一気に下がります。
積立の設定方法やお得な活用術については、こちらの記事も参考にしてください。
楽天証券の積立は楽天キャッシュと楽天カードどっちがお得?ポイントを最大化する設定ガイド
投資信託の保有残高ポイントも含めたトータルリターン
さらに、楽天証券には「投信残高ポイントプログラム」もあり、対象ファンドを保有しているだけでポイントが貯まります。
これはカード種別に関係なく付与されますが、プレミアムカードで効率よく積立を行い、資産規模が大きくなればなるほど、楽天経済圏全体での恩恵は大きくなります。
資産形成とカード選びはセットで考えるべき時代です。
「買い物はあまりしないけれど、積立は満額やっている」という人にとっても、プレミアムカードは十分に検討の余地がある選択肢と言えるでしょう。
楽天プレミアムカードの損益分岐点にふるさと納税は影響するのか

ここが2026年版における最大の注意点です。
かつては「ふるさと納税で一気にポイントを稼いで年会費を回収する」のが王道パターンでしたが、制度変更によりその前提が崩れています。
2025年10月以降のSPU対象外ルールが家計に与えるインパクト
2025年10月1日より、総務省の告示に伴い、楽天ふるさと納税におけるポイント付与ルールが大きく変更されました。
具体的には、ふるさと納税の寄付に対するSPU(スーパーポイントアッププログラム)の適用や、お買い物マラソンなどの買い回りカウント、さらには楽天市場の通常購入ポイント(1%)などが原則として対象外となりました。
これにより、「ふるさと納税で数万ポイント獲得」というスキームは成立しなくなりました。
したがって、損益分岐点の計算をする際には、ふるさと納税の寄付額を「楽天市場での利用額」から除外してシミュレーションする必要があります。
「今年はふるさと納税で10万円使うから、あと26万円買い物すればOK」といった計算は通用しません。
純粋なショッピング(日用品、家電、服、書籍など)だけで、どれだけ利用するかを見極める必要があります。
寄付額が大きいユーザーが注意すべきポイント還元の新ルール
ただし、カード決済そのものに対するポイント付与(通常1%)については、カード会社の管轄となるため、引き続き付与される場合があります(詳細は楽天カードおよび楽天市場の最新の規約をご確認ください)。
とはいえ、以前のような高還元は望めないため、「ふるさと納税用」としてプレミアムカードを持つメリットは薄れています。
ふるさと納税を主軸に考えていた方は、通常カードへのダウングレードを含めた見直しが必要になるかもしれません。
ふるさと納税の最新事情については、以下の記事で詳しく解説しています。
楽天市場のふるさと納税で1000ポイントを賢く貯めるには?現状と攻略法
楽天プレミアムカードの損益分岐点から見る他カードとの比較と年会費の真実

プレミアムカード単体で見るのではなく、比較対象となる「ゴールドカード」や「通常カード」と比べることで、今の自分に最適な一枚が見えてきます。
また、年会費に関する噂の真偽についても整理しておきましょう。
このセクションの概要
- 楽天ゴールドカード損益分岐点と比較してわかる乗り換えの基準
- 楽天プレミアムカードはメリットないと言われる理由と損する人の特徴
- 楽天プレミアムカード年会費無料にする方法の現在と過去の事例
- 楽天プレミアムカード年会費5年無料の噂とインビテーションの実態
- 楽天プレミアムカードの損益分岐点まとめ
楽天ゴールドカード損益分岐点と比較してわかる乗り換えの基準

年会費2,200円(税込)の楽天ゴールドカードは、プレミアムカードと通常カードの中間に位置しますが、その立ち位置は少し特殊です。
年会費2200円のゴールドカードが最適解になるケースとは
楽天ゴールドカードの楽天市場での還元率は、基本的に通常カードと同じ(SPU特典分+1倍)です。
かつてのような「ゴールドなら+2倍」という優遇はありません。
では、どこで差別化されているかというと、主に「お誕生月サービス」です。
誕生月に楽天市場を利用すると、ポイントが+1倍(上限2,000ポイント)されます。
また、ETCカードの年会費(通常550円)が無料になる点や、国内空港ラウンジが年2回まで無料で使える点もメリットです。
「楽天市場での買い物はそこそこ(月10万円以下)」で、「誕生月にまとめ買いをする予定がある」「ETCカードを無料で持ちたい」というライトユーザーには、プレミアムカードよりもゴールドカードの方がコストパフォーマンスが良い場合があります。
誕生日特典の詳細については、こちらをご覧ください。
2026年の楽天でお誕生日特典を賢く活用するための完全ガイド
ライトユーザーなら通常カードに戻すべきか迷った時の判断軸
もし、以下の条件に当てはまるなら、年会費無料の通常カードに戻すのが正解かもしれません。
通常カードへのダウングレードを検討すべき人
- 楽天市場での月間利用額が平均5万円以下である
- NISA積立を行っていない、または少額である
- 海外旅行に行く機会がほとんどない
- 火曜日・木曜日に買い物を合わせるのが面倒
無理にプレミアムカードを持ち続けて「元を取らなきゃ」と不要な買い物をするのは本末転倒です。
ご自身の利用状況を冷静に見つめ直してみてください。
楽天カードに関する評判や不安については、以下の記事も参考になります。
楽天カードは知恵袋で言われるほど不安?実際の評判から見えてくる付き合い方
楽天プレミアムカードはメリットないと言われる理由と損する人の特徴

ネット上で「改悪」「メリットない」と言われる最大の要因は、やはり海外旅行特典の変更です。
プライオリティ・パスの年5回制限が海外旅行勢に与える影響
楽天プレミアムカードの代名詞とも言えた「プライオリティ・パス(海外空港ラウンジ利用権)」ですが、2025年1月15日以降、年間5回まで無料という回数制限が設けられました。
(6回目以降は有料となります)
さらに、利用できる施設についても、2025年1月2日以降はラウンジ施設のみとなり、レストラン等の利用は対象外となる変更もなされています。(詳細は楽天カード公式サイトをご確認ください)
頻繁に海外出張に行き、現地のラウンジを使い倒していたユーザーにとっては、確かに大きな痛手です。
しかし、年に1〜2回の海外旅行であれば、往復で利用しても5回以内に収まるケースが多いため、依然としてコストパフォーマンスの高いカードであることに変わりはありません。
「誰にとってもメリットがない」わけではなく、「ヘビーユーザーにとってのメリットが薄れた」というのが正確なところです。
楽天市場での利用額が少ないと年会費回収は困難になる現実
前述の通り、ふるさと納税のSPU対象外化などにより、ポイント獲得のハードルは上がっています。
楽天市場での利用額が少ない(月数万円程度)場合、年会費11,000円分のポイントを獲得するのは容易ではありません。
「昔から持っているから」という理由だけで更新し続けていると、実は年会費の方が高くついている可能性があります。
一度、ご自身のポイント獲得履歴を確認してみることを強くおすすめします。
楽天プレミアムカード年会費無料にする方法の現在と過去の事例

「年会費を無料にする裏技はないの?」と探されている方も多いでしょう。
正規の方法で負担を減らす手段は存在します。
ポイント支払いで実質負担をゼロにするための家計管理術
楽天カードには「ポイントで支払いサービス」があり、貯まった通常ポイントをカードの請求額(年会費含む)に充当することができます。
例えば、NISA積立で年間6,000ポイント(通常ポイント)を獲得し、誕生月特典や楽天市場コースで残りの5,000ポイントを獲得できれば、合計11,000ポイント。
これを年会費の請求月に充当すれば、家計からの現金支出はゼロになります。
「年会費無料」の制度はありませんが、「実質無料」にする運用は十分に可能です。
ただし、期間限定ポイントはカードの支払いには充当できないため、通常ポイントをいかに確保するかが鍵となります。
期間限定ポイントの賢い使い道については、こちらをご覧ください。
失効間近でも焦らない!楽天の期間限定ポイントの使い道と損しない活用法
現在開催されている入会キャンペーン情報の正確な読み解き方
新規入会時や切り替え時には、「〇〇ポイントプレゼント」といったキャンペーンが実施されることがあります。
「初年度年会費無料」といった直接的なキャンペーンは少なくなっていますが、大量のポイント還元によって「実質数年分無料」と同等の恩恵を受けられるタイミングもあります。
これから申し込む方は、公式サイトのキャンペーン情報をこまめにチェックし、最もお得なタイミングを狙いましょう。
楽天プレミアムカード年会費5年無料の噂とインビテーションの実態

最後に、ネット上でまことしやかに囁かれる「5年間無料」の噂について触れておきます。
過去に実施された伝説のキャンペーンが存在した背景
「楽天プレミアムカードの年会費が3年間、あるいは5年間無料になるインビテーションが届いた」という話を聞いたことがあるかもしれません。
実際、2018年頃には「3年間無料」などのキャンペーンが公式に行われていた形跡があります。
しかし、「5年間無料」に関しては、公式の一次情報として確認できるものは少なく、一部のユーザー掲示板などで報告されていた過去の事例や、特定の属性(ダイヤモンド会員かつ長期利用者など)に対する限定的なオファーだった可能性があります。
少なくとも、2026年現在において、誰もが狙って受けられるキャンペーンとしては存在していません。
ネット上の不確かな情報に惑わされないための公式確認ルート
「裏技で無料招待が来る」といった不確かな情報を信じて待ち続けるのは得策ではありません。
あなたに対する特別なオファーがある場合は、必ず「楽天e-NAVI」のメッセージボックスや、楽天カードアプリ内に通知が届きます。
公式からの案内がない限り、基本的には年会費が発生するものと考えて、損益分岐点のシミュレーションを行うべきです。
もし、どのくらいポイントが獲得できそうか計算したい場合は、以下の簡易シミュレーター(※参考ツール)を使ってみるのも一つの手です。
※あくまで目安としてご活用ください。
楽天プレミアムカードの損益分岐点まとめ
最後に、2026年版の楽天プレミアムカード損益分岐点に関する重要ポイントをまとめます。
- 楽天プレミアムカードの損益分岐点は、単純な利用額だけでなく、SPU上限回避やNISA積立を含めて総合的に判断する必要がある
- 通常カードのSPU特典分上限は月1,000ポイントのため、月10万円以上利用する月が多いならプレミアムカード(上限5,000ポイント)が有利
- 「楽天市場コース」の+1倍だけで年会費を回収するには年100万円以上の利用が必要だが、他特典との合わせ技で実質的な分岐点は下がる
- NISA(楽天証券クレカ積立)で低コストファンドを月10万円積み立てると、通常カードより年間6,000ポイント多くもらえる
- 2025年10月以降、ふるさと納税はポイント付与対象外となったため、損益分岐点の計算からは除外すべき
- 楽天ゴールドカードは楽天市場での還元率が通常カードと同じになり、ライトユーザー向けの位置付けとなった
- プライオリティ・パスは年5回まで無料に変更されたが、ライトな旅行者には依然としてメリットがある
- 年会費を無料にする公式制度はないが、貯まった通常ポイントを支払いに充当することで「実質無料」運用は可能
- 「年会費5年無料」の噂は過去の事例や限定オファーであり、現在はe-NAVIでの公式通知を確認するのが確実
- 損益分岐点を超える自信がない場合は、年会費無料の通常カードへの切り替えも賢い選択肢の一つである










